コロナ陽性者を働かせるお店

連絡日2023年1月
依頼者Mさん
年齢20代
職業サービス業
雇用形態アルバイト

某店舗でお勤めのMさんは、普段から体調不良等で休む際に社長に連絡していたが、人員不足を理由に休むことすら出来ず、休めたとしても嫌味を言われるような環境であった。

この度、コロナの症状が出た為、休むことを社長に伝えると、「今の時代コロナと言ってても仕方ない」「代わりがいないから出勤して」ということを言われ無理をして勤務を続けていた。
体調が良くならない為、実際に検査に行くとコロナ陽性であった。
社長に伝えるも「3日後から出勤して」等と常識外の事を言われた為、Mさんから当組合に相談があった。

当組合からは社長の言動は常識的に考えておかしいということと、人員の管理は個人ではなく会社の責任であることを伝えると、社長とは今後一切連絡を取りたくないとのことで、当組合から社長に連絡してほしいと相談を受けた。

当組合から社長へ連絡し、退職の意思を伝えるも、「急に辞められたら困る」との一点張り。
退職は労働者の権利であることと、コロナになっても勤務させられたら常識的に考えて仕方がないことを伝え、納得して頂く。
そして今後は、今勤務されている従業員の方へ同じようなことはしないようにと、従業員を大切にしてくださいと伝え終了。

コロナになっても働かされることはおかしいが、このご時世でそんなお店は絶対に利用したくないと思った。